リラクゼーションセラピストって会社によって給与形態が違うので、正直どれがいいのか分からないと思います。
わたしはリラクゼーションセラピストとしては3社経験していて、たまたま固定給、時給、歩合制、すべてを経験しました。
今回は、セラピストの収入に関する給与形態について、お伝えします。
歩合制が絶対にいい理由
わたしは3つ経験した上で、歩合制をおススメします。その理由は、自分に納得できるからです。
具体的にお話すると、もらえるお金が少ないのは自分のせい、もらえるお金が多いのは自分が頑張った成果、という分かりやすいしくみだからです。
たしかに歩合制は最初はきつい。でもそんなことは最初から分かっているので、しっかり貯金をしてから応募しましょう。後になって、それだけの価値があることに気づきます。
前回の記事にも書きましたが、いいところでもありますが、悪く言えばセラピストの仕事は単調なんです。単調な上にお給料が安い、又は昇給の見込みがない環境で頑張り続けられるほど、人間は強くないです。
therapist-shiraco.hatenablog.com
すぐに「わたしなにやってるんだろう…」「時間だけが過ぎて行く…」という負のスパイラルにはまります。
でも、頑張った分だけ自分に跳ね返ってくる、徐々に成果が見えてくる、先輩たちはしっかり稼いでいる。最初はそれを見ているだけでも、モチベーションは保てます。
わたしの周りでセラピストを続けているのは、完全歩合制のセラピストだけです。あ、一人いました。でもその子は相当特殊な子なので、例外です。また記事にします。
固定給と時給はやめた方がいい理由
固定給とか時給なら、リラクゼーションセラピスト以外の仕事の方がいいです。指示をされて動き、その対価として決まったお給料をもらう。分かりやすい仕組みです。
でもセラピストの仕事は受身ではありません。指示をされて動く仕事じゃないんです。もっと能動的でクリエイティブな内容です。
わたしにしかできないこと。わたしが工夫したこと。わたしの技術。それに対する対価としてのお給料です。
それを、みんな一律の金額(時給や固定給)をもらうことに、だんだん違和感を感じます。最初はペーペーなんでいいんです。もらえるだけでうれしいから。
でも、ベテランになればなるほど違和感を感じます。昇給があったとしてもこの業界は微々たるものですし、そこまでまだこの業界は大きくない。
しかももし仮に、サロンの中で仲が良くない人がいたとする。それでストレスをかかえていたとしても、自分の頑張りがしっかり跳ね返ったお給料でその人より多かったら。なんか納得できるんです。また頑張ろうって思えるんです。単純です。
でもみんなだいたい同じお給料(時給や固定給)だったらどうでしょうか。「なんで同じ給料で、わたしがこんなに我慢しなくちゃいけないんだ」と、いつか爆発してしまいます。単純です。
固定給+歩合制はまだましかな
それでも歩合制は怖い…という方向けに、「固定給+歩合」という形態もあります。でもこれは、なんとなく騙されているような錯覚にわたしはなります。
なんとなくな安心感。いいとこどりな感じ。ほら安心でしょ?みたいな感じ。でも結局は固定給とあんまり変わらない。
めちゃくちゃ結果を出した人にだけ、ちょっこりあげちゃおっかなーっていう感じだと思います。平たくいうと。
しかも自分の頑張りが反映されるとはいえ、固定給の部分が大きいと思います。歩合制の部分が大きいなら、元から完全歩合制でやればいいやん、って話ですし。
さいごに
セラピストという仕事を選ぶなら、やっぱり腹をくくって歩合制がいいです。でも最低限の貯金は必要です。セラピストの仕事は、最初はそんなに甘くない。
最初は最低でも30万くらいは用意して、セラピストに向けて頑張ってください。その価値は絶対にありますよ。
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